1991-04-02 第120回国会 参議院 外務委員会 第4号
そのとき私は実はガリオア・ファンドでアメリカの警察視察を命ぜられてニューヨークにおりまして、テレビでその情景を見ていました。
そのとき私は実はガリオア・ファンドでアメリカの警察視察を命ぜられてニューヨークにおりまして、テレビでその情景を見ていました。
司令部の遺留資料は、各契約別にファイルがございまして、そのファイルの中にいろいろ関係書類がございますが、その中に、たとえばガリオアでありますれば、ガリオア・ファンドで買ったというパーチェス・コミットメントのついておりますものとか、あるいはシビリアン・アプルーブド・プログラム・フォア・シビリアン・サプライズ、そういうようなことを記入した書類がございます。
そのファイルの中にガリオア・ファンドで買ったということを書いたパーチェス・コミットメントあるいはアプルーブド・プログラム・フォア・シビリアン・サプライズというような資料がございます。これによって援助物資であることを認定したわけでございます。その中には、当時の日本側から出した受領証もございます。スキャッピン自身は、これは本紙は日本側に来ておるわけでございます。
これによりますと、一応一般の輸入と同じように、綿花につきましても、外貨資金で割当を受けまして、こちらに入つて後、政府がそのものを輸入した民間の業者から買い上げまして、これをガリオア・ファンドを操作しております米国の購買契約官に売りまして、その上であらためてガリオア物資として、こちらへ引渡しを受け、さらに先に購入した民間の業者に払い下げる。こういう操作をやるのであります。
また外国から入つて参りまする大麦その他につきましても、従来はガリオア・ファンドで相当入つて来ておりますので、われわれといたしましては選択の道が比較的なかつたのでありますが、今後商業資金によつて輸入が相当多くなつて行くという状況におきましては、その辺の事情も十分考慮いたして輸入品目を考えて参りたいと存じます。
○国務大臣(池田勇人君) 昨年十一月末までの分は管理貿易でございますので、コンマーシャル・アカウントか、ガリオア・ファンドか分りません。先方には分つておるかも知れませんが、私のところでは今までは分らなかつたのでございます。併しできるだけのことは調ベてみようと思います。併し今度は民間貿易になりましてからの分は分ると思います。だから取調べて、とこう申上げたわけであります。
○村瀬委員 これは来年度の資金計画に及ぶかと思いますが、ただいま前田委員のお尋ねがありましたのに対して、河野政府委員から千五百八億というような資金のわくの内容の御説明があつたのでありますが、つい先般西村安本政務次官は二十四年度の見返り資金は千四百億円で、来年度エロア、ガリオア・ファンドから割出される金額が千五百億ぐらいになるのではないかというお話があつたのであります。
○政府委員(安孫子藤吉君) ガリオア・ファンドのみによつて、従来輸入は行われたのでありますが、今後の貿易の問題からいたしまして、相当コンマーシャル・アカウントによる輸入というものが大きく考慮される段階に入りました関係によりまして、数字の違いもあるかと存じます。
この点はガリオア・ファンドとはよつほど趣が違て来ると考えます。
從つてそれはアメリカのいろいろガリオア・ファンドその他の関係があつてそう簡單には変更できないような性質のものがあつて、すでに枠が決まつているのであります。
日本に対する三億五千万ドルのガリオア・ファンドの輸入状況にいたしましても、並たいていの苦労でないということは、皆さんも十分おわかりのことと考えるのであります。しかも現在農民に対しては、超過供出の法制化までも要求しておるという実情であります。現内閣が自由販賣を主張しておつたことを一擲して、法制化までも考えておるという実情に現在あるのであります。
で、今までガリオア・ファンドとして來ておつた。これは一つの占領救済費だ。そのガリオア・ファンドは今までの場合においては確に安いレートで、即ち日本の公定價格で以てこれは賣却されておつた。今度はそのガリオア、イロアを皆合せまして單一レートにすることによつて普通の商賣行爲になるのですけれども、我々は今までは多少の救済的性質を持つておつたということを認めます。
仮に今水産物の魚獲につきましてガリオア・ファンドで現在受けております資材中、マニラ麻のごときは八十四円の安いレートで換算して、これを業者が受けておるのでありますが、今度決まりますと思われます三百三十円になりますると、非常に資材が高くなります。從つて現在受けております資材を三百三十円のレートに換算しますると、日本の水産業だけで約百億円の値上りを生ずることになるのであります。
○國務大臣(稻垣平太郎君) これはこの前ちよつと申上げたのでありますが、今商工省が計画を立てておるのは、輸出が五億ドルで輸入が九億五千万ドル、九億五千万ドルの中にはガリオア・ファンドによる五億三千万ドルを含んでおる数字であります。
○尾形六郎兵衞君 先程深川議員の外資導入の見透しに対しまする大屋大臣の御答弁を拜聽いたしましたが、今年の三月頃、芦田内閣ができました頃に、外資導入問題が非常に大きく具体化しましたので、当時の新聞紙上による発表によりますと、ガリオア・ファンド四億ドル、イロア・ファンド一億五千万ドル、後は民間回轉基金の一億五千万ドル、民間の借款に七千ドルというようなことに聞いておつて、併せまして七、八億ドルの外資の導入
相当豊かになつたし、工業生産品も戰前の五〇%そこそこまでには上昇して参つたし、ここでいろいろな補助金政策とか、或いは労働状態の不安だとか、或いは傾斜生産方式のアンバランスであるとかいうようなもの、すべてのものを一つ建直す時期に到來したのであるという意見が強く関係筋からも発せられる実情にも鑑みまして、又この日本の経済の再建の指揮棒の振り方、持つて行き方、いわゆる産業政策の行き方と、アメリカからガリオア・ファンド
で、貿易資金特別会計の運用の問題にいたしましても、亦その会計自体の構成の問題にいたしましても、非常な大きな問題があるのでありまして、これは取立ててここに申しませんが、そのとき私が指摘いたしましたことは、ガリオア・ファンドの円資金は実際どこで会計されておるのかわけが分らんではないか、これは決して貿易資金特別会計というような中で処理さるべきではなくて、別の特別な会計において処理さるべきであるというふうに
尚将来例えばいろいろのガリオア・ファンドとかいろいろファンドの問題に関連して來るものを、今後主としてここで取扱つて行くのだというふうなことになれば、私は話は分ると思うのでありますが、ただ解散團体の土地とか建物とか、そうしたものを処理する会計がこういう名前が附くというのは、どう考えてもその点が解せないので、日本政府としては、日本語もよく知つておちれるわけでありますから、そういう点を聴きたいのです。
これはガリオア・ファンドによるものとか、それからエロア・ファンド、そういうような政府間のものと、それから民間ではありますけれども、政府のサポートの非常に強かつたいわゆる回轉基金による貿易資金六千万ドルのもの、こういうような性質がおのおのあるのであります。これを究明しないと、一律に画一的な議論をするということは、非常な危險があると思うのであります。
今のはそういう変態的な外資導入及び政府間の外資導入、ガリオア・ファンドとかエロア・ファンドとかいうことが民間にありますけれども、政府間の支援の強い回轉基金の外資導入であるとか、こういう種類のものが大巾に要請され、また企図されておるのであります。しかしこの前提はやはり日本の経済の安定ということが必要である。
あれが回復しましたといたしまして、ガリオア・ファンドに入りましたものも、エロアー・ファンドに入りましたものも他の輸入品と同じように貿易資金特別会計でやります。
○政府委員(永井幸太郎君) ガリオア・ファンドと申しますのは、この実績の表で申上げますと、食糧、石油、肥料、これ皆陸軍省予算のガリオア・ファンドであります。それから塩は工業塩に関する限りは、昨年百二十万トンくらい入つておるかと思いますが、その中の二十七、八万トンは工業塩でありまして、ガリオア・ファンドではありませんが、その他の食料塩はガリオア、即ち救済に要する陸軍省予算の費目であります。
○木村禧八郎君 それから先程中西委員からもガリオア・ファンドのお話があつたのですが、これは私よく専門的のことは分らないのですが、今度問題になつておりますレファビリテシーョン・ファンドです。それから輸出入回轉基金、ガリオア・ファンド、これは貿易資金特別会計の方と何ら関係ないものですか。